怪我をしたときは早めに整体へ

怪我をしたら整体に!

怪我の種類を大まかに分けると、

  • 擦り傷、切り傷
  • 打撲、捻挫

この二種類になります。

 

特に整体に来られることをお勧めするのは、打撲や捻挫など大きな負荷が急激にかかったときです。

 

大きな負荷(しりもち・転んで手をついていた・転んで肩から落ちた・足首をくじいた等)が加わったときには、一番負担がかかった関節や筋肉に傷ができて、内出血や腫れ、動作痛などが出ます。

 

しかし見落としがちになるのが、「大きな負荷が加わったときには全身にゆがみが生じている」ということです。

銭湯で滑って手首を痛めた症例

先日お越しいただいた方は、銭湯の床が濡れていて滑ってしまい、右手をついたことにより手首を痛められたそうです。

 

確かに右手首から指先にかけてむくみが出て、手首の動きも制限が出ていました。

 

しかし、全身のゆがみなどを検査していくと、左足首の制限、肋骨の制限などが出ていました。

そのため全身の体液循環を整えた後に、足首・肋骨の調整をしたところ、手首にあった動きの制限が7割くらい改善されてきていました。

 

なぜこのようなことが起こるのかというと、外からの強い刺激に対して、体の柔軟性を使ってその力を吸収して身を守るようにしてくれているからなのです。

そのため、ぶつけたりしたところ以外のところにひずみが生じて、体が元々緊張している方は体のどこかにそのしわ寄せが生じてしまうからなのです。

 

この働きがあるからこそ、すぐに骨折しなくて済んでいるのですが(^-^;

怪我をして4日目

初回の施術前

こぶし辺りのむくみが酷く、手首や親指の動作痛有り。

施術2回目

初回から2日後の施術前

こぶし辺りにあったむくみが、2回目を受ける前には改善していた。

内臓に影響が出て回復しずらくなる

怪我をすると体を修復するように免疫システムが働くので、免疫細胞を作り出したり、その修復によって生じる物質の解毒・排泄などを内臓が行うので内臓疲労が生じてしまいます。

内臓の機能に余裕があれば、そのような負担に対しても問題ないのですが、普段から負荷がかかっている方だと修復のためにエネルギーを使えなくなってしまい、結果怪我の改善が遅くなってしまいます。

脳の緊張が制限を作っている

脳は危険を回避するようにできています。

強い刺激や、危険を感じた時は、その時の情報を克明に記録します。

もう二度と同じような危険な体験をしないようにしようと、無意識的にからだを緊張させてしまうことがあります。

 

いわゆるトラウマというものはこのような働きによって生じる心の傷です。

 

もう傷は回復して、細胞の損傷も修復されているのに、患部の痛みや制限が残ってしまうのはこのような脳の防御システムが働いてしまっている可能性もあります。

擦り傷、切り傷の回復が遅い場合

外からの大きな刺激が入ったわけではなく、ナイフなどで切り傷ができてしまったものがなかなか改善していかない場合も、先ほどの全身でバランスを取る・内臓の機能低下・脳の防御反応などが働いている場合が大いにありますので、これらを整えていくことをお勧めします。

 

さらに傷に関しては、細胞が修復作用治っていく際に、皮膚の緊張が残ってしまうケースもあります。

このような状態になっていると、少しではありますが皮膚が引っ張られた状態となり、それを脳が感知することにより体の緊張が起こり回復が遅くなる場合もあります。

整体を受けるメリット

これまで説明してきたようなことが体には生じているので、早めに全身のバランスが整うようにしていくことにより、後遺症のような症状を残さなくてよい体を作っていけます。

 

既に交通事故などで長年不調が取れないという方も、もしかしたらこのような体への負担が解消しきれていないことが要因としてあるかもしれません。

 

そういった場合も、一度施術を受けられることをお勧めします。

あいしん整体院