玄米食 | あいしん整体院 第12号

最近は健康に気を付ける方が増えてきて、色々な健康補助食品が、コンビニにまで並ぶようになってきました。

当院では、出来る限り毎日の食事の中で必要な栄養補給をおこなうことをお勧めしてきました。
その中でもやはり一番よく食べることになる主食(穀物)にも気を付けたいところです。

現在の食事の主食というと、米、パン、パスタ、うどんなどでしょうか。

どれも世界の三大穀物である米、小麦、トウモロコシを主な主原料として作られた食べ物です。

このうちで、日本人に一番合っている物がお米になります。

なぜかと言うと、日本では縄文時代から主食として食べられてきており、加工工程が少ない為、食物の持っているエネルギーをそのまま取り入れやすいからです。
(食品によっては発酵や加圧、加熱をおこなった方が良い食品もあります)

出来ることなら玄米そのままで食べることができれば、色々な栄養分と生命エネルギーを取り入れることができます。

しかし現実には難しいところがあります。

玄米の良い点

  • 果皮、種皮、胚芽などに多くのビタミンやミネラルが含まれている
  • 果皮、種皮部分には食物繊維が多く含まれている
  • ガンマーオリザノール、イノシトール、フィチン酸などの成分が毒物や公害物質などを排出してくれる
  • 白米は漢字でいうと白+米=粕(カス)とも書ける。白米の部分だけでは栄養バランスが取れない

玄米の良くない点

  • 果皮、種皮部分は繊維質が多いため、食べた時の触感が悪い、消化しにくい
  • 栽培には農薬を使うので、白米より残留農薬が多く付着している場合がある
  • フィチン酸には強力な毒素排泄力があるが、同時にミネラル分も排泄されてしまう

玄米菜食はとても優れている食事法だと思いますが、その人の健康状態に応じて使い分けていけるといいですね。

コンビニ弁当や加工食品などが多い方は玄米食を、野菜中心で食事に気を付けられている方は時々玄米食にするなどという方法もいいかもしれません。
体調やご家庭の環境に合わせて調整しましょう。

現在我が家では、クセなく食べることができる、5分づきの米を食べています。

 

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