整体へのこだわり「からだの使い方のコツ」 | あいしん整体院 第21号

私たちはいつも同じことをおこなう時、特に何も考えなくてもその動作をすることができます。

例えば、”ご飯を食べるとき”

何も考えなくてもお茶碗を持ち、何も意識しなくても箸でご飯をつまみ、口に運ぶことができます。さらにご飯を噛み砕いて飲み込むことができます。
実際にはどの筋肉を使いどのくらいの力を出すかなど、、、
とても複雑な動作を何気なくやっています。

このような複雑な事を脳がすべて管理してくれています。素晴らしいですね!

しかし時として、からだに余分な負担をかけてしまうように働いてしまうことがあります。

このような負担が積み重なって、ゆがみや痛みに繋がっている場合がとても多く感じます。

例えば”膝の痛み”

膝が痛くなると、痛くならないように膝周りを緊張させて動作をするようになります。
実際には、膝の周りの筋肉が固くなって膝がゆがめられて痛みを発生させているのですが、無意識のうちにより固まるように緊張させて動作をするようになってしまうのです。

これは脳が、からだを壊さないようにするために出している危険信号の作用なので仕方のないことではあります。

では、あきらめないといけないのか??

そんなことはありません!!

もう一度、膝を例にしてお話しします。

歩くときに「ももの裏側」のところに意識をもっていった状態で、出来る限り膝を伸ばしてかかとから脚をついてみてください。

これだけで何も意識しないときより膝が少し楽に動けると思います。

膝が痛い人の場合、ももの前の筋肉をとても固くさせて歩いています。

意識をももの裏側にすることにより、脳は「余分にももの前を緊張させなくてもいい」と判断して膝周りがゆるんだ状態になるからです。
これは膝に限らずどこでも同じことが当てはまります。
肩や腰の場合は? という方は、、、、
すみません、次回施術時にお尋ねください(^_^)

あいしん整体院